11月7日のニュースで、ロック歌手の大友康平さんが突発性難聴を患っていたことを告白したという記事を見ました。なんでも、東日本大震災から数ヶ月後に片側の聴力に異変が起きたそうです。
※参照元
http://topics.jp.msn.com/digital/general/article.aspx?articleid=1503629
震災が原因というわけではない感じですが、芸能界で活躍されている方は、常にプレッシャーに晒される仕事ですから、何かとストレスが溜まりやすいのは想像に難くないですね。
記事にも書かれていますが、大友さんは自らが患った突発性難聴を「震災で被害を受けた方々に比べたら、俺の問題なんて、ちっぽけなものだ」と言い切られています。そして、「現実をしっかり受け止め、“それ”と正面から付き合うことにした」と、症状を克服する唯一の方法である「症状と向き合う」ということを、自らの意志で導き出されていることに、大変感銘致しました。
結局、どのような問題であれ、そのものからフタをし、目をそらしてばかりでは前に進むことは出来ません。勇気を出して、そこをあえて手を広げ、グッと自分の中に引き寄せることが求められます。
物事というのは常に表裏一体の性質を持っています。苦と楽、病気と健康、常に互いは2つで1つの存在です。病気になるということは、健康であるという本質を含んでいます。苦しみは、楽があるからこそ味わえるということです。
ですので、病を患えば、そのものを追い払おうとするのではなく、受け止め、自分の中に取り込むことによって、病のさらに内側から健康が立ち現れてくるのです。
病を病として追い払うだけでは、常に「恐れ」を中心とした価値観に支配されてしまいます。しかし、病をも受け止め、そこから「健康とは何たるか」という本質を理解したとき、病の経験は「強さ」となって生まれ変わり、自らの健康に自信をもって突き進めるようになります。
大友康平さんは、一時は突発性難聴の症状に苦しめられ、前に進むことにブレーキがかかったのかもしれませんが、この経験を逆にバネに変えて、自分の出来うる限りの能力を最大限に使っていくことに切り替えられ、それが感謝となって、次のステージへと進んで行かれました。
人は生きている限り、傷つかないことはないのかもしれません。
傷つきながら成長し、その傷口が勲章となって、今度は自らの支えに変化していく。
できるならば、無病息災で何事も起こらないように生きて行けたら、それが幸せのように思えるかもしれません。しかし真実は、病が体をつくり、苦しみが人間性を広げ、痛みが心を育てるのだと思います。
既に多くの先人達が、病気と健康の真理を説かれ、私たちが路頭に迷わないよう、いかに自分の体とつきあって行くかを、様々な場面やメッセージで残してくれています。
大友康平さんも、行く先を照らす先人として、私たちに多くの気づきのメッセージを歌を通して残して下さることと思います。
苦しみを克服するヒントは、至る所に掲げられていますので、見落とさないよう、常に意識的に日々を過ごしていきたいものですね。
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