>耳鳴り >耳鳴り原因 >耳鳴り治療 >耳がこもる >聴覚過敏 >頭鳴り
>耳管開放症
よく耳鳴りの原因は肩こりだと思い込んで来られる方がいらっしゃいます。
半分正解で半分間違いといったところでしょうか。
なぜなら、肩が凝るには凝る理由があるからです。
つまり、肩こりも耳鳴りも、それらが起こるもう少し根っこの原因があって、症状として現れているということになります。
その証拠に、肩こりをマッサージなどでほぐしても、耳鳴りは治まらない場合が大半なのです。
肩こりをほぐして耳鳴りが解消しやすい例は、初期段階の場合に限られる傾向にあります。慢性的な状態では、ほぐしてもほぐしても耳鳴りは相変わらずというのがオチだったりします。
ではなぜ初期の場合だと、肩こりをほぐせば耳鳴りも消失しやすいのかというと、初期状態は疲労だけでとどまっている場合が多いからです。ここで言う「疲労」とは、精神的な疲労と肉体的な疲労の両方です。
これが慢性的になると、単なる疲労だけでは片付けられなくなり、精神的な思考習慣(執着)であったり、肉体的な癖(パターン化)に原因は広がっていくこととなります。
肩が軽くなり、耳鳴りがスッキリする方法整骨院やマッサージ店、整体などに行かれたことのある方は、たいてい言われます。
「凝ってますねぇ〜」
これ、実は商売文句なのです。
最近では美容室でもマッサージサービスがあるようで、至る所でこの言葉を浴びせられます。
本当は凝って無くても、そう言うように出来ているのです。いや、出来ているというか、人情的にそう言ってしまう人が多いのです。
マッサージ店などは凝りをほぐしてなんぼですから、「凝ってませんね〜、ほぐすところ無いですから終わりましょうか」とはならないですよね。
マッサージというのは気持ちが良いです。だから依存性が高いものでもあります。
ほぐしてもらえばもらうほど、「もっとほぐして欲しい」という欲求が体から沸いてきます。
少しでも疲労感を感じたら、マッサージの刺激を学習した脳と体は、ほぐしてもらうことを渇望するようになるのです。
はじめは肩こりなんか余り感じず気にも止めなかった人が、次第に肩こりを気にするようになります。
「私は肩こり」「コリはほぐしてもらわなければ」
もうこうなればお店側の勝利となります。
みんな偽善商売でやっているわけではなく、ちゃんとお客さんになってもらって初めてビジネスとして成り立っているというわけです。
あなたの街をよく見渡してみて下さい。
「もみほぐしまっせ!」というお店がどれだけ増えていることか。
本来は打撲や捻挫の処置を扱う整骨院も、今では保険が利くマッサージ店のような感じになってしまっています。
これだけお店が増えても存続できるということは、いかにマッサージを渇望している人が後を絶たないか、ということを現しています。少し異常な世の中になりました。
そんな肩こりの本当の解消法は、「揉まない・触らない・動かさない」です。
完全無視をキメ込んで、コリを感じても相手にしないことが大切です。
コリを感じたからといって、すぐに肩に手をやったり、首をゴリゴリとやれば、神経は刺激に反応して学習します。
すると、もっともっとという欲求が増えてしまうということです。
肩こりはゆっくりと休むことが大切です。一眠りしたら落ち着きます。
もし、どうしてもほぐしたいなら、「やさしく、なでる」ことで対応しましょう。
強い刺激でガンガンやっていたら、神経感覚がますます鈍感になり、強い刺激でないと何も感じないほどに余計にコリ固まるようになります。
このように、肩こりと耳鳴りの関係は、それぞれ根っこには共通した「依存」「執着」「刺激に対する学習効果」といったものが隠れています。
肩こりをほぐして耳鳴りが消失するのであれば、それはそれでヨシ。
でも、ほぐしてもほぐしても、一向に耳鳴りが治まらずにつらいのであれば、一度考え方を切り替えることが求められます。
「肩こりが酷いからだ」とか「首が歪んでいるからだ」といった原因論は置いて、凝るには凝る理由があるということにも目を向けて行くようにしましょう。
そこから、あなたにとって本当の問題点が見つかっていきます。
耳鳴りやすらぐ読む薬-改善Web講座を運営しております山下です。
このサイトは15年以上にわたり、耳鳴りの原因とその解決方法を追求してきた管理人オリジナルの情報サイトです。
1万名以上の耳鳴りに悩むクライアントを通じて、解明されてきたポイントをありのままお伝えしています。運営企業
耳の閉塞感・耳鳴り解消法
無料レポートプレゼント
今すぐクリック!