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耳鳴りが気になって眠れず、睡眠薬(あるいは睡眠導入剤)を頼りにする方は多いです。
その逆のパターンで、日頃から寝付きが悪くて睡眠導入剤を服用していたら、あるときから耳鳴りを感じるようになったというのも多いです。
いずれの場合も、睡眠薬や睡眠導入剤を長く常用することは、耳鳴り慢性化のリスクを伴います。病院の先生は薬を出すことが仕事ですから、「これは副作用の無い(少ない)お薬だから」と言って処方しようとします。
しかし、副作用の無い薬はありません。
例え影響の少ないお薬であったとしても、塵も積もれば山となる。当たり前のように服用を長く続ければ、体は自らの能力で活動することよりも、薬に頼らなければ機能できない働きをするようになります。
こうして文章で書くと、リスクというものがハッキリと見えてくるのではないでしょうか。
【耳鳴りの方がよく処方されている薬】
マイスリー、リスミー、レンドルミン、ハルシオン
※デパスという安定剤を睡眠薬代わりに飲んでいる方もいます。
これは余り知られていないことではあるのですが、「胃腸の硬さ」となって原因は広がりを見せます。
「胃腸と耳?」と疑問に思うかもしれませんが、胃と耳は「管」によってつながっているのです。
上部で言うと、胃は目耳鼻口と、穴という穴につながっています。
下部で言うと、肛門や尿道(尿道口)といったものにつながります。
こうした「管」の中は、綿密に言うと「まだ外側」であると言うことも出来ます。
この管というつながりの中で、胃腸は中心部分となり、ここに「硬さ」が現れると、穴という穴に響いてくるのです。
胃腸の硬さが目に来れば、目の重たさやドライアイなど、口は渇きノドの痛みに顎関節症。鼻は詰まり、耳に響けば耳鳴り難聴・めまい、というわけです。
下部でいうと、過度の尿意、便秘などがあります。
よくストレスで胃に穴が空く(胃潰瘍)と言われるように、まず緊張感はこうした内側の胃腸に現れ、それが外に向かって広がります。緊張感が体の表面に現れるとき、肩首のこりや腰痛、背中の張りといった不快感に変わります。
睡眠薬や睡眠導入剤で怖いところは、こうした胃腸の硬さを自らで招いてしまうことにあります。
睡眠というものは、自律神経の働きが大きく入れ替わる時間です。
自律神経は簡単に言うと、交感神経(活動)と副交感神経(休息)の働きです。
この働き、実は大ざっぱに言うと、内側と外側では真逆の働きをしていたりします。
つまり、体が目覚めて活動しているとき、内側である胃腸の働きは休息状態にあります。
しかし、体を横にして楽にするとき、休むとき、今度は胃腸が活動し始めます。
この内側と外側のバランスによって人の体は命のリズムを刻んでいます。しかし、ここで睡眠薬や睡眠導入剤を服用するとどうなるかと言うと・・・
カラダを休めていても、胃腸まで休んでしまう。
ということが起こってきます。
本来はカラダを休めれば胃腸が働く時間。それなのに薬の安定作用で胃腸の働きが活発にならず、中途半端な状態となります。
こうした影響を、毎晩の服用によって継続していると、下腹部は常に重だるくなり、下腹部の硬さが上半身のこわばり、下半身のだるさとなり常に緊張状態が起こるようになります。
これでは治るものも治らなくなるというわけです。
本来は不調を治すためと思って飲んでいたお薬も、それに頼りきった価値観で利用してしまうと、思わぬ落とし穴が待っています。
薬というのは「手段」であって、それ自体が解決する本質を含んでいるわけではありません。
何事においても自分を見失わないようにしていきたいものですね。
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