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「私は耳鳴りではなく、頭鳴りなんです」と言って、他とは違う別の問題のように捉えている方がたまにいらっしゃいます。
頭鳴り以外にも「脳鳴り」と呼んで、それらとは一線を画す状態である、と区別して捉えていたりします。
こうした区別意識は問題を複雑化させ、
混乱を生む原動力になる場合が多いのです。
私の所には多くの耳鳴り・頭鳴りにお悩みの方が来られますが、その聞こえる場所というのが、耳元、あるいは耳の奥の方で鳴っていたり、耳よりも少し離れた場所から聞こえていたり、両側から聞こえるんだけど、後頭部あたりで聞こえる感じがしたりと多岐にわたります。
頭鳴りや脳鳴りと表現される場合、とくに頭全体から酷く鳴り響いている状態の時に、そのような表現を使われることが多いです。
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最初に述べましたが、頭鳴りも脳鳴りも、それらは耳鳴りと同義語です。その聞こえている音は皆、「自分にしか聞こえない音」だからです。
通常、「音」というのは、物理的な摩擦によって発生する「振動」を意味します。
その振動は鼓膜を介して各器官に伝えられ、脳は初めて「音」という認識を得ます。
鼓膜を介さない「骨伝導」というものもありますが、いずれにしても骨を伝わる「振動」を必要とし、条件が合うことによって初めて認知されます。
しかし、耳鳴り・頭鳴り・脳鳴りの音は如何でしょう。
直接的には音を発生させている振動を、誰も確認することが出来ません。
空気を伝い、鼓膜に到達する振動もなければ、骨に直接しかるべき条件の振動を加えている訳でもありません。それなのに、本人だけにはしっかりと音が聞こえるのです。
つまるところ、その音の正体は「脳」の中の電気信号であり、その情報がいかに認識されているかといった問題に行き着くのかもしれません。
その認識のされ方次第によって、頭全体で聞こえる人は、頭鳴りや脳鳴りといった表現が適切な表現として受け入れられやすい場合もあれば、聞こえるのは「耳から」だから耳鳴りが適切だという人も色々出てくるわけです。
実際には、聴力機能が完全に失われている重度難聴の方でさえ、耳鳴り・頭鳴りに悩んでいるという方は結構おられます。
その意味することは、我々は「音の存在」を、実際には耳で聞くわけではなく、脳の中でいかに情報処理するかで自覚が決まるということを表しているのかもしれません。
ですので、感覚的な表現やわかりやすさを伝えるための表現として、頭鳴り・脳鳴りと表現することは問題ないかもしれませんが、その呼称にこだわり、その呼称と共に原因をバラバラに分解し、他を別のモノとして線を引いてしまうと、問題はさらなる混迷を極めていくことになるでしょう。
ただでさえ、医学的な目線では「原因不明」「わからない」という状況であるにも関わらず、それぞれ感じる感覚に線引きをすることは、より視野狭窄状態にはまり込んでしまうので注意が必要かもしれません。
この問題は今の現代医学を見ても明らかで、「○○科」といった小分類が増えることによって、益々病院は巨大化し、それに合わせるように患者さんの数が増えていっているのが現実です。
原因論や病名ばかりが大量に生み出され、一向に解決に向かっていない事実に、私たちは自分自身の目で気づいていく必要があるのかもしれません。
度々になりますが、頭鳴り・脳鳴りは、耳鳴りと同義語ですよ、ということです。
頭鳴りには頭鳴りの原因と治療があり、脳鳴りには脳鳴りの原因と治療があるかのように追求する前に、まずは、これまでの自分自身の生活背景(ストレスや疲労度、環境、状況)を踏まえた「全体性」をハッキリと捉えていくことが求められます。
それをしっかりと把握し、自覚したうえで、少しずつポイントを絞り、各状況に合わせた対策を講じていくことで、頭鳴り・脳鳴りの問題も意外とスムーズに解決に向かっていくことと思います。
「部分」ではなく、「全体」
この目線を養うことが、まずは第一なのかもしれません。
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