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「卵が先か、ニワトリが先か」ではないですが、耳鳴りが気になって眠れなくなる場合もあれば、不眠が続いて耳鳴りが酷くなる場合もあります。いずれにしても、互いの存在が悪循環に拍車をかけるようになります。
睡眠障害のつらいところは、寝ようと思えば思うほど目が冴えてしまい、寝付けなくなることですね。
実は、根っこには「寝なければならない」という強い固定観念が、神経を余計に興奮させてしまう材料となっている場合があるのです。
体調というのは常に「波」の状態です。
楽な日もあれば、重たくて苦しい日もあります。
人間の身体はロボットのように、簡素で無機質なプログラミングが設定されている訳ではありませんから、「いつも全く同じペースで」という様には出来ていないんですね。
家事に仕事にと、様々な外的刺激を受けて、たとえわずかでも毎日違った日常を過ごしています。何一つ同じ日はないということです。
その変化のある日常の中で、一定を保ち続けること自体が不自然なことだと感じませんか?
春夏秋冬、様々な環境に適応するには、同じパターンを頑なに続ける方法では環境に適応できなくなるというわけです。
ですから、身体は「あえて」体内リズムを狂わせて、環境や状況に適応しようという働きを生み出すこともあります。長い年月の間で、その変化は緩やかに気づかれない状態でおこなわれる場合もあれば、突然の不眠などで、強く大きな変化として現れて来ることもあるのです。
「明日も仕事だし・・・」「寝ないことは体に良くない!」「寝るのが当たり前!」
そういった型にはめた思想で身体を捉えていくと、身体のちょっとした変化の表れが、とても不都合なことのように感じられて、余分なストレスを抱え込むようになります。
ストレスがストレスを生んで、次第に何から手を付けていけばよいのかわからないほど、神経は興奮状態に入り、寝付きを益々悪くさせていくようになります。
眠れないことを訴えると、病院ではすぐさま睡眠薬が処方されることがあります。
睡眠薬や睡眠導入剤として、マイスリー・レンドルミン・ハルシオン・アモバン・・・など数々の薬が出されています。
不安や精神が落ち着かなくて眠れないのではないかということで、デパスやレキソタンといった精神安定剤を処方されることもよくあります。
こうした不眠症に対する薬の処方で陥りがちなのが、「癖になる」ということです。
なぜなら、「眠れない」状態を「眠れるようにする」という方法は、「治療」ではなく「対処法」ということになります。
あくまでもそれは対処法であるが故に、「なぜ眠れないのか?」が放置された状態になります。
なぜ眠れないのかということを無視して、ただ眠れるようにするということは、その根本的な原因がわからないままなので、薬を止めるに止められない状態が続いてしまうことがあります。
こうしてある種の薬物依存から、睡眠薬が手放せなくなっている人は意外と多いようです。
また、寝付きが悪い・眠れないということは、身体は今その状態を必要としていることが考えられます。
しかし、仕事のことなどを考えると、どうしても自分の考えの都合によって「いま寝なければ」といった強引さを生みます。そこからどんどん悪循環にはまってしまうのかもしれません。
覚醒している状態を強引に眠らせるということは、これまで正常に働いていた神経機能も同時に眠りにつかせることになります。
これによって体内リズムは自然な状態を生み出しづらくなり、さらに薬無しでは神経の興奮が静まらない状態を作ってしまうこともあります。
大切なことは、出来る限り「身体の表現に付き合ってあげる」ということです。
眠れないときは、眠らないことに付き合い、自分の能力で時間をかけて自然と修復されるのを「待つ」という姿勢も大切になります。
お仕事などで、そう頻繁に不眠に付き合っていられない場合は、100%頑張る必要はありません。どうしてもというときは、睡眠薬に頼っても仕方ないことです。
出来るときと出来ないときがあって当然ですので、出来るときは「挑戦してみる」ということで、少しずつ本来の自分の能力を取り戻すようにしてみましょう。
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