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突発性難聴とは読んで字のごとく、突然起こる極度の聴力低下が最初の由来でした。
特徴としては、主に片側のみに症状が現れること。一度経験した突発性難聴は、発症と治癒を何度も繰り返さないという定義づけがされました。今では難病指定になっている疾患です。
ところが最近では、この診断もかなり曖昧になってきて、わずかな聴力低下しかみられなかったり、聴力低下よりも、耳鳴りがするだけ、耳が詰まった感じが強いだけ、耳の閉塞感があるだけ、両方の耳に現れている聞こえづらさといった患者さんの訴えでも「突発性難聴」と診断されるケースが多くなっているようです。
なぜこのような事態に発展しているかというと、中耳炎などのハッキリした病状以外の「耳鳴りがする」「耳が詰まった感じがする」「耳に圧迫感がある」「聞こえにくい」といった症状は全て感覚的なものであって、異常な箇所を目で確認することが困難です。
ですから原因が不明なものの場合、どうしてもよくわからない症状として「突発性難聴」にひとくくりにされている感じが否めません。
あなたは如何でしょうか?
耳鳴りがキツイということで耳鼻科に行ったら、突発性難聴と診断されたというケースは相当多いです。難病がこれだけ多いというのも考えものですね。
さて、言い方は変ですが、正しい突発性難聴の場合、ある日突然に片側の聴力がスパッとシャットダウンします。
多くの方は、朝起きたら耳が聞こえなくなっていたという人が多いように思います。
また、最初は耳が聞こえなくなっていることすらわからなくて、なんか片側から入ってくる音に反応していないことに気づいて病院に行ったら、聴力がガタッと落ちていたという人もいます。
なぜこのような症状が起こってしまうのでしょう。
突発性難聴の原因は医学的には全く解明されていません。
しかし、それは「医学的には」という限定的な視点での話しであって、医学的ではなく、人間学的な考え方でもって生活背景を見つめてみると、意外と答えは転がっていたりします。
その原因の1つに、「ストレス」が原因しているのではないかということです。
ストレスと聞くと「私はストレスなんかないっ!」と、ストレスに対して異常なまでに嫌悪感を抱く人もいらっしゃいますが、そもそもストレスというのは「刺激」のことすべてを言いますので、ストレスがなければ人間は生きていけないということでもあります。
酸素と同じで、ストレスという刺激を受けながら心身は成長していくのです。
それを「ストレスは無いっ!」と強情にはねのける場合、逆に本人も気づかないとても強くて大きなストレスを抱えていることも結構あります。
耳がこのように聞こえなくなるストレスとして、一番に考えられるものは、
「聞きたくない」「考えたくない」「関わり合いたくない」といったストレスです。
いかがでしょう。
こうして明確に書き記すと、なんとなく自分自身にも「もしかしたら当てはまっているかも」といったことが感じられてくるのではないでしょうか。
耳は自分の注意を向けている物事に反応し、その情報を拾おうとします。
大勢の人がいる騒がしい中でも、友人とのおしゃべりは問題なくおこなえるのも、この能力のお陰です。これをカクテルパーティー効果と言います。
しかし、もしこの能力が逆に働いたとしたらどうでしょう。
「あぁ、仕事イヤだなあ」
「あの上司と毎日毎日顔を合わせて小言を聞くのはウンザリだなぁ」
「はぁ〜嫌だ嫌だ。残業続きで毎日疲れが抜けないよ。たまらんわぁ。」
「育児が大変。子供はキーキー大きな声を出して、もうちょっと静かにしてよ!」
「一つ屋根の下でお姑さんと一緒。毎日毎日うるさい文句ばっかり!」
「お金が無いっ、お金が無いっ、もうヤバイ倒産だ〜、こんなの嫌だ助けて!」
このように切羽詰まったストレスや、あるいは疲労のピーク、毎日毎日小さなストレスの積み重ねが、蓋を開けると山積みに。。。なんていう状況など、やはり何かしらのストレスは抱えているものですよね。
そして、自分自身が人生に疲れを感じていたらどうでしょう。
耳の能力は、聞くことよりも「ひとまずシャットダウン!」して、これ以上自分の身に嫌なことが降りかからないように自己防衛を仕掛けてくるということも考えられますよね。
朝起きたときに突然聞こえなくなっていたというのも、睡眠時間は記憶を整理する時間です。そのときに普段からストレスに晒されていれば、ストレスが最重要課題として記憶の前に持ってこられます。
そのようなときに「これはいかん」とばかりに、ひとまず耳の能力をシャットダウンしてしまうのかもしれません。
医学的には突発性難聴は原因不明なため、治療法も手探り状態です。
一昔前は、発症後、早期にステロイド薬を投与すると症状が軽快すると見られていましたが、詳しく調べていくと、その効果は不明であるという結論に達しています。
(参考:www.jstage.jst.go.jp)
つまり、投薬によって良くなったのか、あるいは自然治癒で良くなったのかがハッキリとしていないというわけです。実は、症状というものは起こった時点で終わりを迎えているということが言えます。
突発性難聴においても、いろんなストレスの結果現れてきた。
でもその現れた時点で、すでに元々根っこにあった原因を消化しようとする働きの現れとして急激な聴力低下が起こっているだけという見方が出来ます。
ですので、どのような症状でも、ある程度の時間が経てば自然に治癒してしまう場合がほとんどなのです。
実は、こうした見方で観察すると、突発性難聴を発症したであろう人も、いつの間にか自然治癒してしまって過去の出来事になっている人は大勢います。
しかし、それを突発性難聴という難病にひとくくりにして、あれこれと無駄な治療に頑張り過ぎて、心身がそのことに囚われてしまうと、余計なストレスを新たに作り出すことにもなりますので、本当は放っておいた方が自然治癒したかも知れない症状も、無駄に時間とエネルギーを注いだが故に慢性化してしまっているという人も潜在的に多いのかも知れません。
耳が聞こえなくなるという恐ろしい体験をすると、誰でも焦りますし不安にもなりますから、それを何もしないで見守っているということは難しいことと思います。ですから、まずは早めに耳鼻科に行って大変な病気が無いかどうかだけでも診てもらうことは大切です。
しかし、「2週間経ったらもう治らない」とか「この症状は完治しない」とか、不必要な情報で不安を煽るような診断をする先生には余り耳を貸さない方が良いかもしれませんね。それだけでストレスが加算されてしまいますからね。
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