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耳鳴りとは、周りに音源が無いにもかかわらず、自分にだけ耳や頭の中で音が聞こえる現象のことを言います。
一般的に「耳鳴り」と聞くと、突然ピーやキーンといった音が聞こえてきて、数秒したら消えていく。そんなイメージがあることでしょう。また、これくらいの耳鳴りであれば、経験されたことがある方は非常に多いことと思います。
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耳鳴りの正体として、「有毛細胞の減少による聴覚補充現象」や「内耳圧と外耳圧の調整」などの説はありますが、実際のところはまだ確実な立証までは至っていません。
1つ言えることとしては、人間の生理的な働きの1つとして、正常範囲内で起こることから、それら一時的な耳鳴りは「異常ではない」ということでしょう。
何らかのバランスを取っている表れが、そのような音を一時的に感じさせているのだと思われます。
しかし、当サイトをご利用の方は、こうした一時的な耳鳴りにお困りなのではなくて、何日も、あるいは何ヶ月も、もしくは何年も「鳴り続けていて困っている」という状況の方が主です。
一時的なものでおさまっていれば、特に不安を引きずることもなく、気にせず過ごしていくことが出来ます。
しかし、本当に悩んでいる方は、耳鳴りが頻繁に発生したり、24時間365日いつまでも鳴っている・気になる。あるいは、精神的に追い込まれるほど、鳴り響いて仕方がない状況に陥っていたりします。
そこで当サイトでは、一般的に伝えられている耳鳴りの情報に囚われず、これまで沢山の症例と出会ってきた独自の視点から、耳鳴り解消に向けたポイントをお伝えしていきます。
ぜひご参考下さい。
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厚生労働省による国民生活基礎調査によると、耳鳴りを訴える人は、人口1000人に対して男性21.9人、女性27.4人という結果が出ています。耳鳴りを訴える人を年齢別に見ると、男性は35歳頃から増加し、女性は25歳頃から増加しています。(参考:www.mhlw.go.jp)
耳鳴りを訴える女性が25歳頃から増加するのは、妊娠出産時期にも重なっているとすると、ホルモンバランスに変化が起きる年齢層でもありますので、その影響が耳鳴りとして出ているかもしれません。妊娠や出産の時に、耳が鳴ったり詰まったりというご相談を頂くことは多いですからね。
また、男性の場合は35歳頃から耳鳴りを訴える人が増えています。お仕事でも役職が付いたり責任がのしかかってくる年齢層にさしかかります。そういう仕事上のストレスも、耳鳴りに大きな引き金となっていることが多いです。
【2017年度】当サイト独自アンケート調査結果
参照:耳鳴りアンケート【症状編】
慢性的な耳鳴りには、いくつかの特徴的なパターンが多いことに、注目すると良いかもしれません。(耳鼻科医がこっそり教えたい、耳鳴りと医学の関係)
例えば、次のような傾向にあります。
多くの方をカウンセリングさせて頂いて、だいたい上記のように、耳鳴りが慢性化するに至った経緯をよくお伺いします。
例えば、6番目の「ある日、突然はじまり・・・」というのは、先に述べた「異常ではなく誰にでもある生理的な耳鳴り」と同じです。
しかし、その後の「不安と共にそれからずっと音に囚われだした」というところがポイントです。
通常、生理的な耳鳴りでは不安感は訪れませんが、慢性化する耳鳴りの場合、何だか急に不安になったりすることがよくあります。
そう考えると、一番最後の「病院に行ったら一生治りません。あきらめて下さいと言われた」というのは、わざわざ病院で、慢性化の材料をつかまされている可能性もあります。
このように、耳鳴りのキッカケは色々あっても、それが慢性化する材料は、複数の要因が重なり合ってパターン化してしまうこともよくあります。
耳鳴りの音の種類ですが、これも様々な種類があります。
ただ、「比較的多い耳鳴りの音」というものはあります。
どんな音が多かったかと言うと、
「ジー」というセミの鳴き声のような音と、
「キーン」という金属音のような音
が最も多かったのです。
その次に多かったのは、
「ピー」という電子音のような音です。
これら3つが飛び抜けて多かったです。
(下図参照)
【2017年度】当サイト独自アンケート調査結果
参照:耳鳴りアンケート【症状編】
耳鳴りの音は聞こえ方や感じ方は個人の主観が入りますから、無数に存在するように思えるかもしれませんが、大きく分けると以下のように【11種類】に分けることが出来ます。
耳鳴りの音の種類も、このように11種類に分けることができ、その表現やパターンは豊富に存在しています。
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耳鳴りには【自覚的耳鳴り】と【他覚的耳鳴り】があります。
お悩みの方のほとんどは自覚的耳鳴りです。
自覚的耳鳴りは、聞こえる音の強弱や音色によって、8つのタイプ別に分類することができます。
以下は、様々な音の聞こえ方を分類したものになります。
細かくお伺いすると、「ジー」という蝉しぐれのような耳鳴りも、低い感じから高い感じまで、音程も幅広くあります。
「ジー」が高くなった場合、「チー」に感じる場合もあります。
「キーン」という金属音も、低くなると「ボーン」に聞こえる場合もあります。
「ピー」という電子音も、低くなると「ポー」という聞こえ方の場合もあります。
その他にも、頭内爆発音症候群と言って、寝る瞬間に爆発音や破裂音が聞こえる感覚に襲われて、一向に眠りにつくことが出来ない症状の方も、直接カウンセリングさせて頂いたことのある方の中にも、結構な割合でいらっしゃいました。
インターネットでは、耳鳴りの音の種類によって、「この音はこの病気」「この音は耳の器官のこの部分に異常がある」などと言った分析と説明が語られていることがあります。
しかし、これはたとえ権威的なお医者さんが言っていることだとしても、根拠の確実性はありませんので、余り真に受けない方が良いかもしれません。
その1つの理由としては、
どのような耳鳴りであっても、
「病院で処方されるお薬のパターンがだいたい同じ種類にまとまっている」
ということがあげられます。
それはつまるところ、音の種類を意識して原因箇所を特定し、その箇所に合わせた治療が試みられているというよりも、「とにかく耳鳴りは病的に異常が確認できないから、診断名としてはコレで処方はコレ」といったように、ある種のパターンが組まれて、対応されているのが現状のようです。
その主なパターンとしては、まず「診断名による振り分け」から入ります。
耳鳴りの悩みで診察を受けたとしても、「耳鳴り病」という病名はありませんから、だいたいは次の病名を告げられることが多くなるようです。
1.突発性難聴
2.メニエール病(蝸牛型メニエール病)
3.急性低音障害型感音難聴
他にも耳管狭窄症や耳管解放症といったものもありますが、ほとんどの場合、上記の診断名を告げられているパターンが多いです。各症状の詳細については、下記7番でお伝えしていきます。
「不快な耳鳴りが続くようであれば、早めに病院で診てもらいましょう」というようなことが、インターネットでは広く言われています。
耳鳴りだから「耳」ということで、多くの方は耳鼻科を探されると思います。
ただ、耳鼻科というのは、耳の病気を診るところであって、耳鳴りの場合、異常らしい異常が確認できないことがほとんどです。
なので、多くの場合が、聴力検査をして「とりあえず」のお薬を処方し、「様子を見ましょう」で終わる場合が一般的なようです。
次の項目で詳しくご紹介しますが、大きな異常は見られなかったとしても、聴力の状態や症状の様子によっては、突発性難聴やメニエール病といった診断名を付けて、その仮定のもと治療がおこなわれるケースが、最近では多くなっているようです。
耳鳴りという症状が、医学的には原因不明であるとされることから、耳鳴りの悩みで診察を受けに行ったとしても、「耳鳴り病」という病名が付けられることはありません。その場合、次の病気に分類して治療が進められることがほとんどです。
いかがでしょうか。
そして特に注目すべきは、
上記の「病気」と言われているものの原因は、
すべて「原因不明」とされていることです。
つまり、
作用機序(発生メカニズム)は何も確認できておらず、
名前だけが作られて今に至っているということです。
「え? 例えばメニエール病は内リンパ浮腫が原因じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、まだ医学的には機能構造的に疑われる箇所と、症状との因果関係までは確立されていないのが現状です。
つまり、いくら診断名が付けられたからと言って、「こうである」という断定的にメカニズムを解明した上で対応されているわけではないんです。
あくまでも、
「この可能性がありそうだ」
「このような現象が起こっているのではないだろうか」
「この現象とこの現象が見られるから、これが作用して症状が起こっているのではないだろうか」
という推定で考えられているのが現状です。
でも、私たち一般人は、専門家からサラッと言われてしまうと、たとえそれが推定であろうとも、断定的に「それが根本的な原因なんだ」と受け取ってしまいますよね。
ここに認識のズレと現象のギャップが生まれ、問題をより複雑にさせてしまう要因があったりするのです。
つまるところ、耳鳴りの原因はわからないけれど、診断名を付けました。
でも結局、その診断名としてあげられた病気自体「原因不明」だから、原因不明という結論を格好良くまとめるために、さも立派そうに聞こえる名前を、この耳鳴りに付けてあげました。
少し意地悪な言い方ではありますが、そのようなやり取りが現実としておこなわれているのが、いまの耳鳴りに対する病院の対応みたいなのです。
耳鳴り症状を抑える効果が確立された薬というのは、今のところ存在しません。
耳鼻科や病院で処方される多くは、耳鳴りそのものを止める!という薬では無く、「耳鳴りに関係していそうな症状や体の状態」を抑制させたり、促進させることによって、耳鳴り症状にも変化が出るのではないか?という目的で処方されているお薬になります。
ここの理解がしっかりと患者さんに伝わらないまま、延々と薬を飲み続けるという悪循環にはまっている人も後を絶たないようです。
以下は、一般的に耳鳴り治療薬としてよく処方されるお薬です。
耳鳴りの治療として処方される薬は、直接耳鳴りを止める・治すというものではなく、耳鳴りの引き金になっているであろう血流障害やストレスを改善する目的で処方されるのが主なのです。
ですので、長期的に服用しても耳鳴り改善の効果がまったく感じられない場合は、「的がずれている」ということでもあるので、不必要に薬で体に負担をかけることは、見直した方が良いかもしれません。
また、怖い話として、「これ以上悪くならないように予防」という名目で、なんの効果も感じられない薬を延々と処方し続ける医師もいると聞きます。
でもよく考えて見て下さい。
耳鳴りの因果関係自体、医学的には不明とされている中、何を予防するのでしょう。予防が出来るのは、その原因がわかってのことではないのでしょうか。
そこをよく考えずに、言われるがままになっていると、自分自身の体に対して、果たして優しい生き方が出来ているかと疑問がわいてきます。「治療」と言うのは、必ずしも体に良いものというわけでは無いことも、知っておいた方がいいかもしれません。
突発的に起こった耳鳴りに処方されるお薬は、次のようなパターンが主になっています。
例えば、
聴力の低下が確認できたり、耳の閉塞感を訴える耳鳴り患者さんは「突発性難聴」と診断される場合はよくあるようです。
そして、初期の場合はステロイド剤による治療を試るのが主流です。
聴覚に関わる神経に炎症が起きて、耳鳴りが発生しているのではないだろうか
ということで、炎症を鎮めるために投与します。
しかし、ステロイド治療が効かなかった場合、先ほどもご紹介しましたが、「取りあえず」ということで、以下の処方によって経過観察がおこなわれます。
この処方を見て、何か疑問は起こらないでしょうか?
まず最初に、「炎症である」と推定してステロイド治療を試みるわけです。
ステロイド剤が特効薬と言われるのは、炎症を鎮める効果が高いことです。
「炎症」と聞いて、イメージは沸きませんか?
つまり、想定される患部が火事になっているということです。
興奮状態にあり、活動的で活発であることを意味します。
例えば「腫れた」ときのことを思い出してみましょう。
赤く熱を持って、腫れますよね。
血流が増加していることを表しています。
ステロイドで、まずはこうなっているであろう「興奮」を鎮めるために治療を試みたわけです。しかし、効果がなかった場合、今度は下記の薬を投与します。
「末梢神経の改善」「血流の促進」「神経安定」
いかがでしょう。
最初は「興奮が耳鳴りを引き起こしている」と推定して、治療を試みました。
しかし、効果が無かった場合、今度は上記のお薬の目的を見てもわかるように、「血流や神経活動の低下が耳鳴りを引き起こしているのではないか」と推定して、最初とは真逆の処置に走るわけです。
しかし、1つ大きな疑問を感じる処方があります。
精神安定や入眠促進剤を、同時に出されることもあるということです。
一方では神経活動と血流を促進させ、もう一方では、神経の興奮を鎮めて落ち着かせる。私にはこれが凄く不自然で、違和感を感じずにはいられませんが如何でしょう。
もちろん、これを指摘したところで、提供している側は「副作用の少ない・・・」とか、「飲み合わせOK」などといって問題は無いことを主張すると思いますので、その真意は私にもわかりません。
しかし、人間のバランス機能として成り立っている自律神経に介入し、部分的にかいつまんで操作しようとする試みで、果たして全体のバランスは、都合良く整ってくれるのでしょうか。
もしかしたら、そんな「試み」がかえって問題を複雑にさせ、時間が経つと共に、バランスは余計に乱れだしてしまっていることはないのでしょうか。
私たちも薬を利用する際は、出来るだけ多くの書籍を読んで、相対的な情報をもとに、心してかからなくてはならない時代だと思います。
メニエール病や急性低音障害型感音難聴の治療も、突発性難聴と同様のパターンで治療が試みられています。ただ、突発性難聴と違うところは、最初に処方される薬は、ステロイドではなく「イソバイド」という利尿剤で対応されます。
利尿剤ですから、人間にとって一番大切な「水分」を排出してしまう働きがあります。
イソバイドを開発した先生が「長期利用するものではない」と言われているのを聞いたことがありますが、お構いなしで、長期的に処方されている患者さんにもよく出会います。怖いことです。
これまで、耳鳴り解決に向けて、一般的な病院治療のお話しをお伝えしてきました。いわゆる、それらは「西洋医学」ということになります。
これに対して、「東洋医学」という世界もあります。
耳鳴りに対するアプローチは、なにも西洋医学的な治療ばかりが効果的というわけではありません。
西洋医学的には、耳鳴りは原因不明とされる以上、現時点ではこれといった解決策があるわけでは無いので、そういうときは、東洋医学の自然療法での耳鳴り改善の捉え方がオススメです。
東洋医学から見た耳鳴り改善は、「原因」と「結果」を考えて行きます。
いかに耳鳴りを止めるか・治すかということではなく、耳鳴りはあくまでも「結果」として考えていきます。
耳鳴りは結果ですから、結果だけを変えようとしても、なかなか変わることはありません。見るべきは結果ではなく、原因に着目していきましょう、ということです。
東洋医学で言うところの「原因」は、最終的なところは「日々の過ごし方」や「在り方」といった、日常生活の問題的を見ていくことが多いです。
これもよく考えると見えてくると思いますが、私たちの体質を構成しているのは、食生活であったり、時間の過ごし方や日々どんなことに取り組んでいるかなどがベースとなって、体は作られていきますよね。
ですから、そういた背景(原因)と耳鳴り(結果)は、切っても切り離せないものとしてアドバイスしていくことになります。
その背景を変えていくために、体の歪みを見たり、筋肉の動きや緊張具合、コリをチェックしながら、日常の癖を見直したり、過ごし方をいかに変えていくかをサポートしていきます。
それが東洋医学としての、主な耳鳴り改善の考え方になります。
耳鳴りの東洋医学的な治療には、いくつかの主要な療法があります。
技術的な方法は、流派や歴史によって多岐にわたるため、ここでは一般的な治療技術についてお伝えします。
とくに東洋医学は、ただ技術的な耳鳴り治療だけが治療ではなく、今後の過ごし方や注意点なども含めたアドバイスも、治療の中に含まれた重要なポイントであると考えています。
ただカルテだけを見て、流れ作業のように治療する西洋医学とは違い、コミュニケーションも改善には重要な要素として含めて考えているところがポイントでしょう。
今までは、医師の言われるままに薬を飲んで、様子をみるしかなかった耳鳴り。
そこには主体性が無く、耳鳴りの状態に一喜一憂するしか無かった「されるがままの治療」がおこなわれていたかもしれません。
しかし、東洋医学・自然療法の考え方を取り入れると、自分自身が主体となって、積極的に耳鳴りの改善に取り組んでいける「対策」が色々ととれるようになります。
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