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視床(視床下部)と耳鳴りの関係。ためしてガッテンでも取り上げられる

症状の原因と治療を考察する

心身調律グループ

耳鳴りと視床(視床下部)の関係NHK


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肩こり視床・脳顎関節症うつ病不眠症むち打ち耳管開放症

やっと「耳」から「脳」へ注目がシフト


「耳鳴り」という名前からして、
その症状の原因は「耳」の問題なんだと思われてきました。

しかし、
このサイトをくまなくご覧頂くと気づくと思いますが、
「耳そのもの」が原因していることって、少ないんですね。

仕事、家族、知人友人といった人間関係や、
お金のこと、将来のこと等、
個人個人の背景にある「課題」が緊張の渦となって
1つのカタチが現れてくるんですね。


それが耳にきたら、
耳鳴りやめまい、難聴、耳閉感、聴覚過敏という症状にかわるわけです。

人によっては、耳では無く、
腰に来る人(腰痛)、肩が上がらなくなったり、首がガチガチに凝ったり、
胃もたれ食欲不振や動悸・息切れ、不眠だけにとどまらず、
イライラや無気力などの感情に表れることも。

1つの症状として出るばかりでなく、
これら様々な症状が、複合的に出てくる場合もあります。

ここは耳鳴りのサイトなので、そうした背景と耳との関係を書きますが、
実際に耳鳴りとして聞こえている音は、正確には「音じゃない」んですね。

なぜなら、どんなに不快で大きく鳴り響いていたとしても、
「自分にしか聞こえない」んです。

本来「音」というのは、振動でもあります。

振動を通して鼓膜が脳に伝えて、それで初めて音として認識します。

しかし、
耳鳴りの音というのは、そういう経路ではなく、
「知覚」「認識」の問題なんですね。

ですから、耳そのものよりも、「脳の仕組み・働き」に関して見つめて行くと、
いろいろと解決の糸口が見えて来ることになります。


視床・視床下部とは

脳にも部位によって様々な名前が付けられています。

大脳/小脳/前頭葉/脳弓/松果体/視床/視床下部/視交叉/下垂体・・・etc

いろいろ分けられています。

その中でも耳と音と脳の関係をみた場合、
医学的には「視床(ししょう)」という箇所が注目されることとなりました。

視床は、脳の構造のうち、嗅覚を除いた、視覚や聴覚、体性感覚など
感覚入力を大脳新皮質へと中継する重要な役割を担うとされています。

視床下部は、自律機能の調節を行う総合中枢であり、交感神経・副交感神経機能や内分泌の機能を総合的に調節しているとされています。

自律神経系と耳鳴りの関係は以前から注目されていますから、視床下部もそこに深く絡んでいるということになります。
その視床の構造もまた、
外側部、内側部とに分けられていて、
その中でも更に細分化された役割があるとされています。


しかし医学的目線では迷宮に!?

さて、メディア的にも、
「耳鳴りの本当の原因がわかった!!」と声高々に謳うと、
注目が上がりますので、ためしてガッテンなどの健康番組でも、
いかにも原因を突き止めたかのように宣伝される傾向にあります。

そして、医学は医学で、
見つけた原因と戦うぞー!と、視床なら視床を諸悪の根源のように、
いかにも鬼の首を取ったかのように、そこに向けて治療を繰り広げます。

だけど、
そういう目線ややり方では終わらない、というのが私の見解です。

一昔前まで、
「耳鳴りの原因は有毛細胞が原因であることがわかった!」

と、言っていたのですよ?

ためしてガッテンでは、
トリプタンという抗てんかん薬が耳鳴りの治療薬に!
と取り上げ放送したものだから、
その後、耳鼻科には抗てんかん薬を求める患者さんが殺到したとか・・・

だけど、その根拠も確立されていないわけですから、
お医者さんも困ってしまいますよね。


で、次に「視床こそ本当の原因だ!」と言うわけです。

こういうことを歴史的に見ても繰り返していて、
私達はそんな情報に踊らされるわけです。


結局、薬で何とかしようとする?
あるいは、補聴器などの器具頼み?

今までもやることは投薬治療が中心でした。
他には、補聴器やマスキング療法といった人工的な雑音によって
音に対する意識をそらさせる方法が主でした。

補聴器や器具を用いた方法は、逆効果になる場合も多いです。

なぜなら、「執着心」が芽生えるからです。

音を避けようとすればするほど、
音に対する嫌悪感は増大し、より過敏になります。

何らかの音で誤魔化せていたとしても、そのキッカケが断たれると、
とたんに意識は耳鳴りの音を探し始めます。無意識に。

自分から音を追いかけるようになるんですね。

あと補聴器の悪影響に関しては、コチラのページでもお伝えしていますので
ご参考下さい。


とくにこうした感覚的な症状に対しては、
医学にとっては薬こそが対抗策であり、武器なんですね。

それが無いと、もしかしたら医学って無力なんじゃないかと思えるくらい、
何か不調があれば、薬で何とかしようとすることが当たり前になっているようです。

だけど、これはいわゆる「原因思考」なんです。

これが原因(悪)だ、あれが原因(悪)だと、
原因を追及すればするほど、あれもこれも悪いというようになります。


「視床が原因だ」と言えば、視床が悪いということになります。

問題は視床にあるのだということになります。

だから、視床を改善させるための取り組みが始まるわけです。


だけど、追求すると、

今度は、その視床が原因となった原因はなんだ?と、こうなるわけです。

原因(悪)を作った原因もまた悪ですから、
それを懲らしめるために、また更に視床の奥深くを覗いて

「さらに本当の原因がわかった!○○でした!!」

っと、こうなるわけです。

このループを延々と続けるんですね。

ビジネス的には美味しいかもしれません。

あれが原因、これが原因と、
問題をつかませて、その都度、薬や治療を提供できるわけですから。


だけど、もうそろそろ気づいてもいいんじゃないかなと思うわけです。

何度も同じようなことを繰り返している方は、
これは情報サービスなんだということを知ることも大切かもしれません。


視床も耳鳴りも、ただの結果・現象


耳鳴りは視床が原因だ。視床こそ問題だとしてしまうと、
そこを改善させることに躍起になりますよね。

医学は人体をパーツ的に捉える傾向にありますから、
「そこだけ」の改善に取り組むことになります。

しかし、「そこ」は、実際には、そこだけで生きているわけではなく、
そことつながっている「他のもの」と共存共栄で生きている分けです。

そして、
その「他のもの」たちもまた、さらに他とつながって生きています。

それらが全部つながって人体は「生きている」んですね。

ですから、
人体はパーツではなく、全部で1つだとういことです。


それなのに、
もし、「そこだけ」の問題として改善させようと抑え付けると、
他にもその影響は広がり、バランスが崩れてしまうわけです。

よく言いますよね。「副作用」って。

そこだけを抑えれば、他にしわ寄せが来る。
それが正に副作用ということです。

薬には副作用がつきものですから、
あっちを抑えれば、こっちが立たず。こっちを抑えれば、あっちが立たず。

モグラ叩き状態となるわけです。


そこで、
大切な考え方として、「それらは結果」だということ。

視床に問題が起きているのも、耳鳴りがしているのも、
あくまでも、今までの背景があって起こっているだけだということ。

また、慢性的に続くのも、
慢性的に続くような習慣をつかんでしまっているからこそ、
いつまでも癖付いているのだということに気づくことが大切になります。


それを受け止めていくことが出来れば、
「そこ」というパーツにこだわらなくても、
あるいは、何か特殊な魔法のような治療を願わなくても、
あなた自身を見つめ直すだけで、解決の糸口はちゃんと見えてくるんですね。

それは、最初に言ったように、

仕事、家族、知人友人、お金、将来・・・
過ごし方、生き方、在り方、考え方、捉え方(解釈)・・・


こういった、
自分でも簡単に見つめ直すことが出来る「足もと」のことと
まずはちゃんと向き合うことが大切なんだと思うのです。


それを放棄して、誰かに、何かに、治してもらうことばかりでは、
一向に満たされることは無いのかもしれません。



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